築古マンション購入とリノベーション体験記:物件探しからローン手続きまでの全記録
リード文
新築マンションの高騰が続く中、築古マンションを購入してリノベーションする選択肢が注目されている。
しかし、実際に物件探しからリノベーション、ローン手続きまでを一貫して経験した人のリアルな声は意外と少ない。
本記事では、築40年超のマンションを購入し、リノベーションを実施した実体験をもとに、物件選び・業者選定・ローン手続き・購入後の流れまでを網羅的に解説する。
これから同じ道を歩もうと考えている人にとって、現場のリアルな情報と注意点を余すことなく伝えたい。
目次
- 物件購入の動機と条件整理
- 業者選定のプロセスと決め手
- 物件探しの実際と決断
- 購入決定後の流れとローン手続き
- 所有からリフォーム開始まで
- まとめ
- 参考リンク
- ハッシュタグ
1. 物件購入の動機と条件整理
新築マンションの価格高騰は、一般的なサラリーマン世帯にとって現実的な選択肢ではなくなりつつある。
そこで浮上したのが「築古マンションを購入し、リノベーションして住む」という選択肢だ。
特にペット可の物件という条件は、選択肢をさらに狭める要因となった。
最近は「購入からリノベーションまでワンストップで行える業者」も増えており、ローンも一本化できるなどのメリットがある。
2. 業者選定のプロセスと決め手
業者選びは、リノベーションの成否を左右する重要なポイントだ。
実際に検討したのは「ゼロリノベ」と「スマサガ」の2社。
ゼロリノベは料金体系が明瞭で好印象だったが、家族の反応は今ひとつ。
スマサガはオンライン説明会から丁寧な物件提案、条件に合う物件探し、リスクや注意点の相談まで親身に対応してくれた。
どちらも好印象ではあったが、縁あって最終的に「スマサガ」に依頼を決定した。
【補足】ワンストップリノベーション業者
物件探しからリノベーション設計・施工、ローン手続きまで一括でサポートする業者。手間やリスクを減らせる反面、費用や自由度には注意が必要。
3. 物件探しの実際と決断
物件探しは、条件に合うものがなかなか見つからず難航した。
- 坂の多い立地や間取り、周辺環境など、現地を見て初めて分かる課題も多い。
- 築浅でリフォーム済みの物件も検討したが、1階という点で見送り。
- アリーナ隣の物件はこれから業者にリフォームされる物件で、好みの間取りではないのに割高感があり却下。
- 最終的には、坂はあるが景色の良いマンションに決定。住宅街で買い物はやや不便だが、家族の納得感を優先した。
- 尚全てペット可物件
物件探し開始から約2ヶ月で決定。思ったより早く理想に近い物件が見つかった。
4. 購入決定後の流れとローン手続き
購入決定後は、再内見や売主とのやり取り、各種手続きが続く。
売主がまだ居住中でも、快く対応してもらえたのはありがたかった。
ローンは「物件購入費+リフォーム費」をまとめて借りる形となり、2段階での融資実行となった。
この方式はやや複雑で、リフォーム費用の見積もりやスケジュール調整が必要になる。
【注意点】リフォーム費込みローン
物件購入とリフォームを一本化できるが、融資実行のタイミングや必要書類が通常より多く、手続きが煩雑になりやすい。
3月末に無事決済が完了し、マンションの所有権を取得した。
5. 所有からリフォーム開始まで
所有権取得後も、すぐに住み始められるわけではない。
ローンの本格的な返済は住み始めてからだが、それまでは利息分のみを毎月支払う形となる。
リフォームの詳細や実際の工事については、次回の記事で詳しく紹介する予定だ。
6. まとめ
築古マンション購入とリノベーションは、情報収集・業者選定・物件探し・ローン手続きと、想像以上に多くの工程と判断が求められる。
特に「ペット可」「リフォーム費込みローン」などの条件が加わると、選択肢や手続きがさらに複雑になる。
しかし、信頼できる業者と納得できる物件に出会えれば、満足度の高い住まいを手に入れることができる。
これから同じ道を歩む人には、焦らず納得いくまで情報収集と現地確認を重ねることを強く勧めたい。
7. 参考リンク
【次回予告】
リフォーム編では、実際の工事内容や費用、トラブル・工夫点などを詳しく紹介する予定だ